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08/20
ママンの薬嫌いの理由
叔父の入院日記(→過去記事リンク)を読み返して、今更ながら
これを手に入れた時、なんでちゃんと読まなかったんだ!
と悔やまれてならない。

書いてあることは普通だったんだもん。
家族のことと自分のこれからについての不安、
あとはお父さんに(ママンのママン=私の母方のおばーちゃんはママンが高校生のとき亡くなった)
早く迎えに来て欲しいと繰り返し書いてある。

分かんないよ。これだけじゃ。
だって普通じゃん。普通に思う心細さじゃん。

私が今回読んでがっくりきたのは、
叔父が入院の過程を年表にしていた部分と飲んでいた薬のメモだ。
どっちも日記本体とは別の紙片に記してあり、ひらりとノートに挟んである。
それもあって私は見落としてたんだろう。
これが手がかりだった。

日記とは別に、ママンがこの紙を直感でピックアップしてきたんだとしたら、
すごい偶然だ。
ママンは叔父の病気についていつかちゃんと知りたかったんだと思う。
もしくは、私に解読して欲しかったんだ。

薬は英数字で書いてあって、叔父は病名や薬の名前を知らなかったと思われる。
知ってたら自分で調べてるはず。
雑学メモとか当時のニュースとかたくさん書いてあるんだもの。

15年くらい前のこと。統合失調症が精神分裂病と呼ばれていたころのこと。
ウチにパソコンが無かったころのこと。

英数字をググってみる。ああ、これ薬の識別コードって言うのか。

レボトミン、ロドピン、ハロステン、セレネース、ルバトレン…。
月単位で処方が変わってる。
朝昼晩、他にも(おそらく睡眠薬とか便秘薬とか胃薬?識別コードが書いてない)たくさんの薬。

そして年表。
少し中途半端になってるんだけど、最初の入院は私が4歳のときだ。
それから10年足らずの間に少なくとも5回、入退院を繰り返している。

大人の会話の端々に「退院したら薬を飲まなくなって…」とか
「声が聞こえるらしい」とか耳にした記憶、小さいころ「お見舞い」に行った記憶が繋がっていく。
そんな何年も、ママンは心を痛めていたんだ。
ウツじゃないじゃん…。

1枚の写真。病院の行事なんだろう、海水浴の写真。
ぷよっとしたお腹で、水着の叔父が笑ってる。
私がお見舞いに行ったときは、
「おじさん身体鍛えてるんだよ!」って上半身ハダカになって、
私の記憶の中でその姿は浅黒く焼けて、確かに筋肉質だった。

前の記事で(→過去記事リンク)ママンの薬嫌いの理由に心あたりがあると書いたけど
叔父のことが大きく関係してると思う。

色んな薬を試して、体型も変わって、だけど結局何にもならなかった。治らない。薬は恐い。
そう思っていると思う。
昔から頭痛の薬でさえすんなり飲んでなかった。小児用バファリンをちょっとだけ飲んでた。
ママンの薬嫌いは根が深い。

私にだってオトートがいる。ヤツが死んだら哀しい。
単純なこと。もっと叔父のことをママンと話すべきだったと思う。

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